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ストラト工事の記録と考想@
ボディの塗装はがし
まずは、ボディの塗装はがし。
オイルフィニッシュにするので、下塗りなどはいらない。
その代り、完全に塗料を剥ぎ、充分に木部を出してやらないといけない。
剥離剤やサンダーやノコヤスリなど使い、数日かけてやっとのことで完了。
これが一番骨が折れた仕事。
とにかくアニバーサリーは塗装が厚い。加えて過去の自分の塗装が上からだったのでさらに厚い。
この年代のストラトは右手が当たる部分の削れが少ないのだが、この際大きく削る。
さらに裏の胸の当たる部分も深くエグリ削る。
この次は充分にサンディングして、ワトコオイルを塗り、オイルサンディング。
拭き取り、磨き上げを経て、翌日ワトコワックスを塗り、磨き上げで完了。
次は、ワトコオイル。
ワトコオイル
ワトコオイルはボディとネックにも塗る。(この時すでにネックは完成しているwww)
オイルはワトコリフレッシュオイル ナチュラル W-16 1Lとワトコオイル ダークウォルナット W-13 200MLのブレンドで。
まんべんなく塗ったら、400番くらいの耐水ペーペーでオイルサンディング。(水をかけながらのサンディングは水研ぎ、オイルの時はオイルサンディングというらしい)
もう一度塗ってふき取り、磨き上げ。
丸一日乾かして、次の日またワトコワックス ナチュラル W-15 1Lを塗り、磨き上げ。また丸一日乾かすと塗りが完成。
通常の塗装より失敗がないかわりに、二度とこの木では別の塗装はできなくなる。
オイルフィニッシュは木にオイルがしみこみ、木を強くしてくれるのと同時に呼吸もできるからいいのだ。このほかに机やいすなど色々作った木工製品はほとんどワトコで仕上げている。
この塗りから1ヶ月ぐらいしたら色が落ち着くようになる。
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次は、フレット増設
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フレット増設
ネックはすべてのフレットを抜き取り、フレット増設。
冶具を作って、トリマーで21フレット以降を削った。
メイプルはものすごく硬く、通常よりも苦労した。硬い木は削れた断面がきれい。
トリマーの扱いは慎重にしなければいけない。機械も良いものを使うのが安全。
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次に増設部分を別のハードメイプル材で作る。(グッデイで購入)
必要分だけ切り出す。
トラスロッド用の溝を彫刻刀で丹念に彫る。
形を整形していく。この過程は小さいくせに木が硬いので、結構時間がかかる。
だが、そのぶんきれいにできる。
次は、木片の細かい加工。
木片加工
今回は木片に軽くスキャロップ加工を施し、接着します。
まず仮組みして具合を見てから、
フランクリン 木工用接着剤 タイトボンド オリジナル 8oz 237mlでくっつける。
この時、指板のRに合わせた押さえ木を使い、クランプで締め上げる。
やはり、タイトボンドはDIY向けには最強です。なかなか近所にはないので通販を利用します。
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次は指板のRをフラット気味に仕上げる。「ストラト工事の記録と考想A」
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