ピックとピッキングの関係 | 力で弾くのではないということ

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ピックとピッキングの関係

ピックと力の関係

エレキギターを弾く場合、ピックを使用することが多いかと思います。このピック、弾き手によって様々なタイプが選ばれます。ピッキングスタイルもいろいろあります。ハードロック、メタルを弾く人といえば、ダウンピッキングで力強くとか、速弾きで細かいピッキングとか、そんなイメージでしょうか。

 

私の場合は今はもう、そんなに弾かなくなってきたんですが、
やはり久しぶりにギターを手にしたときは、
なかなか正確なピッキングでリズム感よく弾くのは難しいです。
ただ、あるコツを押さえていると、そんなに回復は遅くないです。
そこで、自分なりのコツを研究してみましょうか。

 

 まずはピック選びと、いきたいところなんですが、ピッキングスタイルに合わせて選んだ方がいいと思いますので、自分のピッキングスタイルを研究してからにしましょう。(あとでピックを変更することになるかもしれませんので)
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力は無駄

昔、ギターを始めた頃は、力でねじ伏せるピッキングでした。それゆえ、ウォーミングアップに時間がかかっていました。(テレビでゲイリー・ムーアを見て、力が入っているように見えた)
でも、力のピッキングはマイナス要素が多すぎるのです。

  1. 強弱をつけにくい。(すべてが強拍になりやすい)
  2. リズムをコントロールしにくい。(比較的走りやすい)
  3. 腱鞘炎を引き起こさないとも限らない。(特にひじを使ったピッキングの場合が多いと思います)
  4. フィンガリングする側の手にも力が入る。(左右同じくらいに力が入る。フィンガリングも滑らかにならない)

かなりマイナス要素が多すぎます。
しかし、私は弾き始めて5年くらいはこの方法でした。
腕が温まるまでのウォーミングアップが必要でしたので、非常に効率が悪かった。
力のピッキングになるとどうしてもピックは削れやすくなります。
ミュージシャンのインタビュー記事なんかでは、厚みのあるヘビーなピックを使用しているという内容がよく出ていました。
パワーで押し切るには厚さが必要になってきますので、やはり、「メタルはパワーだ!」と勘違いしていました。
メタルピックもよく売られていましたね。
ヘビーゲージの弦にメタルピック、高出力のピックアップにロックタイプのトレモロギター。
当時の流行でしたね。ゴリゴリでしたね。
それでもなかなかうまく弾けなかったです。
今考えると、雑誌の記事に書いてあるようなアイテムを揃えたところで、同じようには弾けないということです。

 

力を抜いて弾く方法に変えることが大事だということです。
それにはピックの持ち方とピッキング時の振り方を変えることです。
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そこでまず、ピックの持ちかたと角度のお話

もっと詳しいお話はこちらから≫

ピックの持ち方は、人それぞれの方法がありますが、
弦に対する接触角度がついたものをアングルといいます。
通常、アングルには、正アングルと逆アングルがあり、あと、角度0度のものをフラットアングルと呼びましょうか。
このアングルによってピックの持ち方が変わってきます。
@番目は正アングルで、A番目は逆アングル、B番目はフラットアングル。
  


 

ピックの当たる角度の方向が違います。
  

 

アングルの違いによって音も違ってきますが、そこは好みで決めてください。
ただ、巻き弦ではアングルの角度はきついほどピックに抵抗がかかりますので、ジャリッとした音になり、角度が浅いほどクリーンで抜けがいい音になります。(ただし、材質の違いによって音の違いはありますので一概には言えないこともあります。)
滑りやすい素材のピックではアングル角がついても抵抗が低いことはありますから、うまくアングル調整しながら弾くといいでしょう。
また、ピックの先端を使うか、奥を使うかでも変わってきます。
速弾き派は抵抗を減らしてクリーンな音になるような先端を使うピッキングがいいように思います。

 

次はピックの厚さについて
  

RB.2 ホームベース型ピックの効能 | ただ、闇雲にリッチー・ブラックモアを語るコーナー

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